家で白髪をカバーしたいと考えている方へ

ちょっと心配になったことがあったので、

書かせていただきます。

きっかけは初めてお問い合わせいただいたお電話で

「最近出た光で白髪を染めるやつを使ってる」

ということでした。

美容師で薬剤知識に関心がある人や美容師歴の長い人なら、20年くらい前に一時期あったなと思い出す人もいるのではないでしょうか？

私も最近ではないと思うけど、、、。

あれで困る人がまた出てくるのかな

と思いながらいました。

後から調べてみたところ名前が変わって、違うメーカーなのかわかりませんが出していました。

同じような内容で、びっくりすることにホームページで

一般の方だと飛びつきそうな夢のような内容でした。

そんな薬があるなら店で使ってます！

銀で染めるのでアレルギーリスクが染めるメインの成分は少ないのは確かですが、最大のデメリットがよく見ないとわかりません！

メリット

アレルギーリスクは少ない

光が当たる表面は白髪が染まりやすい

デメリット

アルカリに反応すると髪が緑になる

パーマや通常のカラーはやめた方が良い

光が当たる所のみなので中は染まりにくくムラになりやすい

ムラを修正しようと思っても、普通のカラーは緑になり、アルカリではないカラーは色がのりにくい

その成分が付いた所は切るまで緑になる可能性が高い

温泉などもアルカリ度が高かったりするので気をつけた方が良いと思います。

そんな薬なので、そのカラーしか使いにくい

合う人

光が均一に全体に当たる男性短髪

光が当たる部分しか気にならなくて今後他のカラーをしない人

そんなところでしょうか。

本当に合いそうな人はごく僅かだと思います。

それに覚悟をもって使用しないと後悔します！

初回半額とかもやってたりしますが、

一度でも使うとそこはとれにくく、

緑色になることがあるので、気を付けてください。

他にも、誇大広告ともいえる物や経皮毒と他社製品を煽って、自分の所が何もリスクがないみたいな商品のホームページや広告がよくあります。

経皮毒に関しては、お客様がたまに気にされている方もいるので書きますが、15、6年前くらいに本で書いた人がいて、話題になった造語です。実際は科学的な根拠は未だに証明されていないはずです。そんなに経っていれば今の医療ならわかるはずです。経皮毒という言葉を使って他社製品の不安を煽っていた会社が15年前くらいに業務停止処分になっていたりしますね。そういう不安を煽るようなメーカーには騙されないでくださいね！

もちろんお店にいらっしゃって綺麗にさせていただくのが1番ですが、

今は忙しいお客様が多いので、お店になかなか来られない方も多いと思います。

コロナもあって家で色々な物を試すお客様も以前に比べると一時増えました。

結果綺麗とはいえない状態、

元に戻せない状態、

修正しようにも家でやった物が邪魔して染まりにくかったりすることもあります。

メニューにはまだ載せていませんが、

忙しくて家でも染めたい

アレルギーがあるから染めるのを考えている

髪の負担を抑えて綺麗にしたい

それらも合わせてご相談いただけたら嬉しいです。

一緒に綺麗でいられる時間が長く楽しめるように出来たらと思います！